鍼灸は日本古来からある伝統医療です。
鍼灸は中国で発祥し、古くは奈良時代に日本に伝えられ、江戸の頃にはその隆盛を極め、日本の医療の中核を担っていた歴史ある伝統医学です。
現在、WHO(世界保健機関)やアメリカで認められ、世界各地で研究機関や大学が設けられる中、
中国・韓国にも負けない鍼灸の歴史を持つ日本が、明治の頃に西洋医学重視によって廃止され、以後近年まで改善することなく、未だ保険適応になっていない現状は誠に悲しいことです。
この度、ご縁あって鍼灸治療を受けた患者様には、是非以下をご一読され、鍼灸の適応疾患や効果的な受け方を知って頂き、今後の皆様の健康に役立てて頂けたら幸いです。
●WHO(世界保健機構)認定有効疾患
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
| |
心臓神経症・動脈硬化症・高血圧低血圧症・動悸・息切れ
| |
気管支炎・喘息・風邪および予防
| |
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・胆嚢炎・肝機能障害・肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔疾
| |
代謝内分秘系疾患 |
バセドウ氏病・糖尿病・痛風・脚気・貧血
|
膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎
| |
更年期障害・乳腺炎・白帯下・生理痛・月経不順・冷え性・血の道・不妊
| |
中耳炎・耳鳴・難聴・メニエル氏病・鼻出血・鼻炎・ちくのう・咽喉頭炎・へんとう炎
| |
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい
| |
小児科疾患 |
小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)・小児喘息・アレルギー性湿疹・耳下腺炎・夜尿症・虚弱体質の改善
|

鍼灸は痛くないでしょうか?
鍼灸治療は痛くないでしょうか?
「針灸治療はまったく痛くありませんよ!」
と申し上げましても、皆様にはピンとこないかもしれません。実際治療をする側なら必ずそう言うでしょう。しかし看護師さんにも注射の上手な方、下手な方がいらっしゃるように、鍼灸師にも上手な方、下手な方がいるものです。
下手に刺せば勿論痛いですが、逆に上手にツボに当てるとむしろ心地良く感じます。しかし全体的に言えることは、次の一言に尽きると思います。
「今、あなたの持つ苦しみと痛みに比べれば、些細なものです」
治療が終わったとき、皆様そうおっしゃいます。
鍼灸の安全性
鍼灸の安全性
針灸治療に使う鍼というのは、病院の注射針のように皮膚を切って刺入するのとは違い、
潜り込んでいく感じですから肉体組織を傷つけません。だから血がでません。
また整体やカイロプラクティックなどのように、急激な力を加えたり捻ったりする治療ではなく、
体表面にあるツボに刺激を与えるだけなので安全です。
当院で使用しているハリは、他と比べるとかなり細いものを使用しており、技術を要する分痛みを感じません。ハリもすべて一回限りで使い捨てますので、安心して治療をお受けください。
鍼灸の治療回数
鍼灸の治療回数
それぞれの体質や症状・罹病期間によって、こればかりはハッキリと何回と言えるものではありませんが、今までに治療した病名とその治療に要した期間を、症状別に別にまとめました。
鍼灸治経験例へ
症状によっては難しいと思われた症状が一回で好転したり、逆に軽症で頑固なものもあります。
経験から言えば、平素から生活習慣が良く、薬にあまり頼らない方ほどよく治るようです。また病は気からと言われるように、針灸に対する信頼と期待を高く持つことも治療効果を高める要素です。そして何よりも治療自体が苦痛でないこと。そのために当院では気持ちのよい治療を何より心がけています。まずは2、3回治療を受けてみることをお勧めします。
鍼灸医学とは
鍼灸医学とは
鍼灸医学は約3千年もの間、漢方薬と並んで中国の医療を支えてきた中国の伝統医学です。
電気はもちろん、レントゲンやMRIなどの検査機器で、体の中を診ることができなかった時代に、古代の中国人は体の表面から体内の異常を見つけ出し、治療していました。このときに確立されたのが四診法と呼ばれる中国医学独特の診断法です。
針灸医学は脈の打つリズム、舌の色や状態、全身の経絡やツボなどに出ているサインを、患者さんの訴える症状に結び付けて総合的に診断し、異常のある経絡やツボを刺激して、体に起きている気(エネルギー)のアンバランスを正常化することで、自己治癒力を高めて病気を治す医学です。
オーダーメイドの鍼灸医学
オーダーメイドの鍼灸医学
東洋医学と現代医学の最大の違いは、治療するのは病名ではなく病んでる状態を改善するいう点です。ですから同じ腰痛でも、足にシビレを伴う人、冷えを感じる人、膝に問題がある人など、人それぞれ微妙に違うところに着目します。
そんな症状が関係あるの?と思われるものが、実は治療の鍵だということが中国医学では多くあります。それらを無視して、画一的にただ「痛み止めを飲んで、あとは湿布しておいて下さい」だけでは治るものも治りません。鎮痛剤はあくまで痛み止めであって、治しているのはあなた自身の治癒力なのです。
体の状態に合わせてバランスを整え、自然治癒力が発動する状態に戻すことこそ、本当の意味で治療なのです。また人それぞれにオーダーメイドで治療することは、平均値医学から外れた方々に対しても大きく効果を発揮します。
「未病」 を治す医学
「未病」 を治す医学
「健康」と「病気」というのは簡単に分けられるものではありません。
ハッキリ症状として現れる前には、かならず前兆があるものなのです。この前兆に殆ど気づかないのは、私達の体の中に、それを自動的に修復する自然治癒力が備わっているからです。
病院では異常がないのに、腰が重い、食欲がない、寝つきが悪い、元気が出ない、頭が重いなどの症状は、体の働きが低下して十分にその力を発揮できない状態で、免疫機能が低下し、細菌やウィルスに最も感染し易い状態にあると言えます。
古代の中国はこの状態を「未病」と呼び、この本当の病気になる前、すなわち検査数値として現れる前の段階に治すのが最もよいと考えました。現在の最先端の予防医学の概念が、既に3千年も前に存在していたのです。
内臓のバランスとは何か?
内臓のバランスとは何か?
『病院の検査値では問題ないのに、どうして内臓が悪いの?』
実によく聞かれる質問ですが、これは中国医学独特の概念と現代医学の間に生じた誤解です。
私達の内臓と現代医学でいう内臓とは、必ずしもイコールではありません。中国医学では病気になる根本的原因を、各臓器間の協調性と拮抗のバランスの崩れと捉えています。
簡単にスポーツで例えるなら、現代医学は陸上競技など、個人の成績を重視するのに対して、中国医学ではチームプレーを重視しています。つまりチーム全体がバランスよく動いてるときを健康、誰かが怪我をして元気がない状態を病気と理解して頂ければ分かりやすいでしょうか。
従って悪いと言われても特に心配することはありませんが、数値に表れてしまってからでは、
治療に時間を要するようになります。
横浜元町中華街【本場伝統鍼灸専門】王鍼灸治療院

